毎日ストレッチを続けて柔軟性アップ!
August 7, 2017
ダイエットやトレーニングに関する英語表現をご紹介しています。
ストレッチをしている時にふと、体の柔軟性について疑問に思うことがあるんです。
体の柔軟さっていったい何の違いで決まるんだろうって。それに、柔軟性が高いとどんなメリットがあるんだろうって。
柔軟性とは筋肉や腱の伸びやすさ
ナオミ: 体の柔軟性について、いつも疑問があるんです。 「体が柔らかい」って、いったいどういうことなんですか?
優: 柔軟性とは、筋肉と腱が伸びる能力のことを表しているんだ。座ったり、立ったりした状態からゆっくりと身体を伸ばしていく"静的柔軟性"と、動作中に身体の関節や筋肉が伸びたり縮んだりする"動的柔軟性"の2種類がある。静的柔軟性は関節の運動範囲を広げることで高くなり、動的柔軟性は関節を動きやすくすることで高くなるんだ。 ちなみに英語だと、動的柔軟性は「dynamic flexibility」で、静的柔軟性は「static flexibility」だね。
ナオミ: あ、前に静的ストレッチと動的ストレッチについて教えてもらいましたよね。
優: そう、その通り。ストレッチなどで柔軟性を高くすると、基礎代謝が上がって血行がよくなるんだ。エクササイズや運動中の怪我の予防だけじゃなくて、ダイエットや冷え症の改善にもつながるし、疲労回復や肩こり、腰痛の改善にもなる。
ナオミ: 私に嬉しいメリットばかりですね。 柔軟性を高くするコツってありますか?
優: できれば、毎日ストレッチをやることが理想的だけど、とにかくこまめに続けることが大切だよ。 身体がほぐれると心もほぐれるんだ。仕事や日常のストレス解消にもなる。
ナオミ: わかりました。できるだけ毎日コツコツと続けてみます。
体が柔らかいのは「Flexible」、硬いのは「Stiff」
ナオミ: 「体が柔らかい」の「柔らかい」は、「soft」でいいんですか? 「私は体が柔らかい」は「I am soft.」でいいのかな?
優: 「soft」は、一般的に人や物の触感の硬軟を表したいときに使うよね。柔らかな肌や表面は「soft skin」で、その反対は「hard skin」っていうふうに。 身体的な柔軟性を表す場合は「flexible」を使ったほうがいいね。「My body is flexible.」なんて言い方をするよ。「I am flexible」でもいいんだけど、「頭が柔らかい(柔軟な考え方ができる)」という意味にも取れてしまうので、「I am physically flexible」のような言い方をしたほうが無難だな。
ナオミ: それじゃ、逆に「体が硬い」っていうのはどう言ったらいいんですか?
優: 「hard」じゃなくて「stiff」を使うのが一般的かな。 「I am physically stiff」とか「My body is stiff」という言い方でもいいんだけど、ちょっと硬い感じになるので、「I am not flexible」や「My body is not flexible at all」のような言い方のほうが自然だね。
ナオミ: なるほど。いずれも「flexible(臨機応変)」な対応が必要ってわけですね。