主役で変わる「有酸素運動」の表現
April 7, 2017
ダイエットやトレーニングに関する英語表現をご紹介しています。
翻訳会社のアークコミュニケーションズで英文事務や翻訳の仕事をしているナオミです。
最近、走ることの楽しさがだんだん分かってきました。
Treadmillもウォーキングから始めれば苦にならないし、徐々にスピードを上げることでそれなりの速度で走れるようにもなったよ!
さらに自転車通勤も始めたんだけど......。
頑張ってる割に、ダイエットの効果があまり見えてきません。
有酸素運動ってダイエットにいいんじゃなかったっけ?
有酸素運動は「cardio exercise」と「aerobic exercise」
優: ナオミさん、有酸素運動は15~20分以上運動を続けることで初めて効果が出てくるって知ってた?
ナオミ: もちろん知ってますよ! だから、会社まで30分かけてゆっくりと自転車通勤してるし、ジムでもできるだけ長い時間をかけてトレーニングするようにしてるんだけど......。
優: 出勤前に汗だくになりたくない気持ちは分かるけど、有酸素運動は適当な負荷も大事だよ。少し汗ばむくらいが目安になるんだ。
ナオミ: へえ、そうなんだ。時間さえかければいいと思ってた......。 ちなみに、有酸素運動のことを英語でなんて言うんですか?
優: 「cardio exercise」とか「aerobic exercise」と言うよね。「cardio exercise」は、「cardio vascular exercise」「cardio respiratory exercise」の略。cardio(心臓)、vascular(血管)、respiratory(息をする=肺)という単語を使っている通り、「心臓に負担を掛けて心拍数を上げる運動」という意味があるんだ。 一方の「aerobic exercise」は、「酸素を多く必要とする運動」を意味するんだよ。 心臓を意識した表現か、酸素を意識した表現かの違いだけで、どちらも「有酸素運動」という意味になるんだ。
ナオミ: 「cardio exercise」と「aerobic exercise」ね。覚えておきます!
無酸素運動「anaerobic exercise」も気にしよう
優: cardio exerciseだけじゃなく、無酸素運動「anaerobic exercise」も適度にトレーニングに取り入れると、より効果的だよ。
ナオミ: 「anaerobic exercise」ってなんですか?
優: 簡単に言うと、筋力トレーニング「strength training」のこと。筋肉の瞬発力やパワーを高める運動のことだね。「strength training」で適度な筋力をつけて、「cardio」で効果的に脂肪を燃焼させる――これが美容にも健康にも理想的なんだ。 あ、あとは、お菓子の食べすぎや食事のバランスにも注意してね!
ナオミ: はい! 今日のおやつはガマンします(笑)。