準備運動の呼吸法でダイエットと美肌効果
March 24, 2017
ダイエットやトレーニングに関する英語表現をご紹介しています。
翻訳会社のアークコミュニケーションズで英文事務や翻訳の仕事をしているナオミです。
体力つくりとダイエットのためにジムでのトレーニングに励んでいます。
怪我を防ぐためにも、エクササイズ前の準備運動って大事だと思う今日このごろ。
「準備運動」は「Warm up」
ナオミ: 優さんのようにスポーツ選手をやっていると、準備運動ってかなり念入りにやるんですよね?
優: うん。スポーツを行う前の準備運動はとても大切。ケガの予防だけでなく、パフォーマンス向上のためにも欠かせないよね。 ちなみに英語では「warm‐up」という名詞形を使って、 「You should start doing warm-up.」(ウォームアップを始めないと!) と選手同士で声を掛け合ったりするんだ。
ナオミ: へえ! 動詞を名詞形でつかって、そこに「do」を使うのって何か新鮮!
優: 「warm up」を動詞として使って、「You should warm up before exercising.」ということもできるよ。
ナオミ: こっちのほうが素直なので覚えやすいかも。
目的によって変わる「dynamic stretching」と「static stretching」
ナオミ: いつも何気なくストレッチをしてるけど、正しくできているのかちょっと心配なんです。 ワークアウト前の準備運動として、なにかお勧めのメニューやアドバイスがあれば教えてください!
優: 僕の場合は、目的によって準備運動用のストレッチを変えているんだ。パフォーマンス前には動的ストレッチ、関節の可動域を広げるためには静的ストレッチと使い分けてる。 ちなみに、英語で言うと動的ストレッチは「dynamic stretching」で、静的ストレッチは「static stretching」って言うんだ。
ナオミ: さすが、スポーツ選手! 私の場合は単にトレーニング用のエクササイズに向けた準備運動目的ですけどね。
「dynamic stretching」はパフォーマンス向上や怪我防止の役割
優: ジムワークやエクササイズ前には「dynamic stretching」がお勧め。 まず、軽いウォーキングやジョギングで心拍数を上げる。次に肩甲骨や股関節を動かして、筋肉の温度を上げることで柔軟性を増すんだ。 腕や肩を回したり、全身伸びをしたりして、体のいろいろな部分の関節を可動域ぎりぎりまで動かすように意識するのがコツだよ。
ナオミ: なるほどー。難しいのかと思ったら、案外簡単にできそうですね!
「static stretching」はリラックスやダイエットに効果あり
優: それから、寝る前や運動のあとのクールダウンには「static stretching」がいいよ。
ナオミ: え、寝る前にもやるんですか?
優: そう。 「static stretching」はゆったりとしたペースで、深い呼吸をしながら行うものだから、リラックス効果があるんだ。ゆっくりと息を吐きながら動作をする。そして、戻しながらゆっくりと息を吸う。これはヨガに似ているよね。特に、肩から肩甲骨周辺の筋肉をストレッチしておくと、代謝が上がってダイエット効果も期待できるんだよ!
ナオミ: リラックスしながらダイエットできるなんて、いいこと聞いちゃった。
「大きくゆっくり息を吸う」は「breathe in deeply and slowly」
優: 「static stretching」の時にやる「大きく息を吸って...」というのは、英語で言うと「breathe in deeply」。反対に「ゆっくり息を吐く」は「breathe out slowly」。「息をとめて」は「stop the breath」じゃなくて「hold your breath」って言うんだ。 大きくゆったりと呼吸をすると自然に腹式呼吸になるので、呼吸法だけでもダイエット効果があるし、新陳代謝が良くなって美肌効果もあるんだよ。
ナオミ: 呼吸を意識するだけでダイエット効果も美肌効果もあるなんて、なんて素敵な! 早速、今日から試しちゃお!