世界のインターネット回線速度ランキング【2025年4月最新版】
June 24, 2025

海外展開に向けてグローバルサイトの制作を検討している企業は年々増えています。しかしグローバルサイトを制作するときに見落としがちなのが海外の回線速度の問題です。ターゲットとする地域の回線速度によってはコンテンツの見直しを図る必要があるかもしれません。
今回は、回線速度が遅い国際ランキングと合わせてご紹介いたします。
インターネット接続スピードのテスト用アプリであるOokla Speedtestの開発元であるOoklaが、 Webサイトで毎月更新している「Speedtest Global Index」を参照します。(最新情報:2025年4月)
【固定ブロードバンド】
1位:シンガポール(368.50Mbps)
2位:アラブ首長国連邦(318.63Mbps)
3位:香港(312.60Mbps)
4位:フランス(308.01Mbps)
5位:アイスランド(306.22Mbps)
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20位:日本(219.45Mbps)
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151位:リビア(11.01Mbps)
152位:カメルーン(9.21Mbps)
153位:アフガニスタン(4.28Mbps)
154位:キューバ(3.35Mbps)
155位:シリア(3.20Mbps)
【モバイル】
1位:カタール(521.52Mbps)
2位:アラブ首長国連邦(512.86Mbps)
3位:クウェート(331.36Mbps)
4位:バーレーン(253.00Mbps)
5位:ブルガリア(234.14Mbps)(133.44Mbps)
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63位:日本(64.35Mbps)
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100位:シリア(20.27Mbps)
101位:モンゴル(20.25Mbps)
102位:スワジランド(18.83Mbps)
103位:ベラルーシ(18.23Mbps)
104位:ボリビア(13.00Mbps)
進化する回線速度
固定ブロードバンド回線では、上位国でも下位国でも全体的に昨年より速度が上がっています。日本の場合、順位は下がっているものの、速度は昨年より21.67Mbps速くなっています。
一方でモバイル回線では中東の3か国が著しく速度が向上しています。特に1位のカタールでは、2024年8月から177Mbps以上速度が改善し、モバイル回線速度1位の座を獲得しました。回線速度の向上には5Gの普及が大きく寄与しているとみられ、中東諸国の充実ぶりがうかがえます。
低速度の国を見てみると、世界全体で回線速度は年々底上げされていますが、固定ブロードバンドの最下位のリシアは昨年と比べ回線速度が0.45Mbps遅くなっています。
アークコミュニケーションズは、豊富なグローバルサイト制作の経験を活かし、海外の環境に合わせた対応を行っております。また、Webサイトの速度改善のご相談も承りますのでご気軽にお問い合わせください。