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フランス語の特徴について解説!なぜフランス語は難しいと感じる?

フランス語の特徴について解説!なぜフランス語は難しいと感じる?
2023-05-24 16:00

世界29か国で公用語とされているフランス語。日本でも学ぶ人が多い言語のひとつですが、フランス語は難しいと感じる、という人も少なくありません。
フランス語の特徴や難しさについて解説します。

フランス語を公用語とする国は29か国

フランス語は、英語に次いで世界各地で話されている言語です。フランスをはじめとして29か国で公用語とされているほか、国際連合の公用語のひとつにも規定されています。
話者数は約2億7千万人とされており、これは英語、中国語、ヒンディー語、スペイン語に次いで世界で5番目の多さです(2022年現在:統計データ提供プラットフォーム「Statista」より)。

世界各国で話されているフランス語ですが、国によって単語の違いが存在します。例えばスイスやベルギーのフランス語はフランスのものと比較的近いとされていますが、数の数え方が異なります。また、カナダのフランス語には英単語や英語の表現も使われる一方で、古いフランスも残っているという特徴があります。これは、18世紀にフランス人がカナダに渡った時点の単語が残っているからです。

言語としては、同じインド・ヨーロッパ語族のロマンス語に属しており、中でもスペイン語やイタリア語とは文法や語彙での共通点が多くあります。そのためスペイン語かイタリア語が分かる場合、フランス語も習得しやすいとされています。

フランス語の発音の特徴:発音しない「h」やリエゾン

フランス語の特徴として、単語の頭にある「h」は発音しないことが日本でもよく知られています。かつては「h」を発音する単語もありましたが、時代の変化によりそれらも発音しなくなりました。
元々「h」を発音しないものを「無音のh」、かつては発音したものを「有音のh」といいます。有音のhの単語は「h」の発音こそないものの、かつて「h」を発音していた頃の名残があるため、無音のhの単語とは異なるルールで読まれます。

フランス語でもうひとつ有名な特徴として「リエゾン」があります。これは単独で読む場合は発音しない子音字が、直後に母音が続く場合には発音されるというものです。

リエゾンの例

  • mes:メ(私の)
  • mes amis:メ ミ(私の友達)
  • vous:ヴ(あなたが)
  • vous habitez:ヴ ビテ(あなたが住んでいる)
  • les:レ(定冠詞、英語でいう「the」)
  • les animaux:レ ニモ(動物)

ただし、リエゾンは無音のhに続く場合に発生し、有音のhに続くときには発生しません。

有音のhによりリエゾンが発生しない例

  • les:レ
  • les haricots:レ リコ(いんげん豆)

ほかにも連続する母音が省略されるエリジオンや、子音と母音をつなげて発音するアンシェヌマンなど、さまざまな発音のルールがあります。また日本人には聞き分けが難しい発音もあります。これらのことが、日本人がフランス語を難しく感じる要因となっています。

フランス語の文法の特徴:動詞の変化形の多さ

フランス語は、動詞の変化形がかなり多いのも特徴的です。これは格変化(主語による変化)に加えて、時制の種類が多いためです。このこともフランス語を学ぶことの難しさにつながっています。
たとえば過去形には、①複合過去、②半過去、③大過去の3種類があります。

フランス語の過去形

複合過去:過去に起こった行動を表す時制。
  例:J'ai acheté le pain.
    パンを買ってきた。

半過去:過去に比較的に長く続いた状況や習慣を表す時制。
  例:Quand j'étais petit, j'achetais le pain tous les jours en retrant de l'école.
    幼いころ、学校の帰りに毎日パンを買っていた。

大過去:過去に起こった行動の前にあった出来事を表す時制。
  例:Je suis allé acheter le pain mais la boulangerie était fermée.
    パンを買いに行っていたが、パン屋さんが閉まっていた。

さらに未来形にも、①近接未来、②単純未来、③前未来の3つがあります。
また、英語と比べるとスペルや動詞の活用における例外が多いことも、フランス語を学ぶ際に苦労する点です。

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