世界のお菓子リポート【ギリシャのチーズケーキ】
August 1, 2016
旅する派遣女子けい子・世界のお菓子をリポート・今回は【ギリシャのチーズケーキ】
~旅先からお菓子レポート~
けいこです。そういえば今年はオリンピックの夏ですね。オリンピックにはスポンサーから選手たちへ食事やドリンクが提供されると聞いたことがあります。
じつはその歴史は古く、なんと、古代ギリシャ時代までさかのぼるというのです。紀元前の776年に開催された第一回の古代オリンピックで、アスリートたちに振る舞われたお菓子があるというから驚きです。
濃厚なチーズケーキはエナジーフード
そのお菓子とはチーズケーキで、現在のニューヨークスタイルに近い、ぎっしりと重めなベイクドタイプだったようです。紀元前に書かれたレシピが残っており、それによると、ヤギのチーズにはちみつと全粒小麦粉を使用して焼き上げたそうです。チーズを丸くまとめる型も発掘で発見されているそうです。オリンピックで公式フードとなるくらいスタミナ源としての栄養があって、しかも褒賞にふさわしい存在と考えられたのですね。
現在のアテネでよく見かけるチーズケーキは、フィーロという固めのパイ生地で作ったカップに、はちみつを加えたなめらかなチーズが詰められているタイプが多いようです。
その後、中世のポーランドでベイクドチーズケーキが誕生し、このベイクドチーズケーキはセルニックといい、ポーランドの郷土料理として現在も親しまれています。後にアメリカに移住したポーランド系移民から伝えられていき、現在のように世界中に広がっていったそうです。
日本にも明治時代にはチーズケーキのようなものがあったようで、当時は「ライスチーズケーキ」という名称でした。あまり人気は無かったようです。翻訳すると『ご飯とチーズのケーキ』...ちょっと食べるのに勇気がいります。ようやく日本でもチーズケーキが一般市民に馴染んできたのは昭和中頃だそうです。
お菓子ノート・メモ【ギリシャのチーズケーキ】
出会った街:アテネ
発祥の地:ギリシャ サモス島?
いろいろな言語表現:cheese cake(英)/ Τσίζκεϊκ または κέικ τυριού(ギリシャ語)/ sernik (ポーランド語)/ torta di formaggio (伊)/ gâteau au fromage (仏)/ Käsekuchen (独)
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