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世界のお菓子リポート【南ドイツのババロア】│派遣女子会グルメブログ おいしい英語│派遣女子会グルメブログ おいしい英語

世界のお菓子リポート【南ドイツのババロア】

英語ネイティブに聞いた、おいしいものグルメ表現集。

~旅先からお菓子レポート~

けい子です。ミサキちゃんと同じ派遣先の職場で働いていました。英文事務と翻訳のお仕事をしていますが、いまは世界を旅してます。働いて旅をして、旅先で出会ったお菓子のことをブログにいろいろ書いています。

今週は南ドイツ・バイエルン地方を旅行しています。ババリア地方とも呼ばれるバイエルンは食べ物がおいしい地方。日本でもおなじみのお菓子、ババロアはここバイエルン地方で生まれたお菓子です。

ババロアはドイツ語

ババロアは、元はドイツ南部にあるババリア地方の温かい飲み物だったそうです。

フランス人の料理人がこの飲み物に生クリームやゼラチンを混ぜ、固めてデザートにしたものが最初のババロアだと言います。

名前の由来はババリア地方のフランス語読みという説と、このフランス人がドイツのバイエルン王国の貴族の為に作ったお菓子なので、「バイエルンの」を意味するフランス語の形容詞である「バヴァロア」から来ているという説があるようです。

ババロアの基本レシピは砂糖、卵黄、ゼラチン、温かい牛乳を混ぜ、裏ごししたものを型に流し込み、冷やして固めてできたものにホイップクリームを乗せる、というものだそうです。この型には色々な種類があり、外国ではエンゼル型が多いようですが、日本では梅や菊といった日本ならではの形があるそうです。

ババロアと似たデザートにムースがあります。作り方は非常に似ていますが、ババロアは卵黄のみを使うシンプルな味なのに対し、ムースは卵白も使います。卵白を泡立てメレンゲ状にしていれることで、ババロアよりもふんわりとした口当たりのデザートになっています。またペースト状にした果物やチョコレートを加えたりします。

ババロアとムースで明確は線引きはされていないそうで、あまり神経質に違いを突き詰めるのはナンセンスなんだそう!

お菓子ノート・メモ【南ドイツのババロア】

出会った街:ミュンヘン

発祥の地:バイエルン王国

語源:ドイツ語

いろいろな言語表現:Bayerische Creme(独)または Feine Abgeschlagene Creme(独)/ Bavarois(仏)/ Bavarian cream(英語)/ ババロア(日)/ 巴伐利亞(中・繁)

登場人物:マリー・アントワーヌ・クレーム(フランス人料理人) 1784 - 1833年

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