ご挨拶

「海外向け広報担当の抱える悩みと解決の糸口
~グローバルサイト制作の方法~」をテーマに講演して感じたこと

卒業式のシーズンになりました。若者の新しい旅立ちを応援しながら、私自身も新しいことに日々チャレンジです。

さて、2/23に広報会議 読者勉強会「海外向け広報の足掛かり~担当者が押さえておくべき実践ポイント~」で、「海外向け広報担当の抱える悩みと解決の糸口~グローバルサイト制作の方法~」をテーマに講演させていただきました。

インターネットの出現で、市場を日本だけではなくグローバル規模で捉えやすくなり、規模が比較的小さい会社も海外の取引が容易にできるようになりました。

アークコミュニケーションズの数々のグローバルサイトのコンサルティング・制作・運用経験に基づき、「是非、世界中に、日本国・日本人・そして御社と御社の製品・サービスのファンを作って下さい~!」と海外広報担当の皆様にエールをお送りしたつもりです。

限られた時間では、なかなかテクニックの詳細までご説明する時間がありませんでしたが、当日使った資料のダウンロードがこちらから出来ますので、ご覧ください。

また、多言語サイトにつきましては、当ニュースレターのインタビューコラムでWeb&Cross Media事業部長の佐藤が言及させていただいておりますので、そちらもあわせてご覧ください。

講演をする時にいつも思うことですが、一番勉強になるのは参加者ではなく講演者である私です。忌憚のないご意見・ご相談をお待ちしています。

株式会社アークコミュニケーションズ
〒108-0073
東京都港区三田3-9-9 森伝ビル7F
Phone:03-5730-6133 Fax:03-5730-6134
http://www.arc-c.jp
arc-c@arc-c.jp

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サービスのご案内

アークコミュニケーションズが提供するサービスの一部を、ご案内いたします。

【翻訳】
2008年度に政府が発表した「観光立国推進基本計画」を受けて、昨年度は、英語・中国語(繁体・簡体)・韓国語のホームページ作成の依頼が飛躍的に増えました。
アークコミュニケーションズでは、これに対応すべくホームページ制作と翻訳の窓口を一本化し、クライアントの要望に迅速に対応する体制を構築してきました。
高品質でしかも迅速な対応にも応じることが出来るように、中国・台湾・韓国にも、信頼できるパートナーの開拓を進めており、その成果も実りつつあります。
欧州言語による多言語サイト制作の要望も出始めており、従来のパートナーに加えて東欧(ルーマニア、ロシア)にも数社のパートナー開拓をしました。
ホームページの多言語化をご計画中でしたら、実績豊富なアークコミュニケーションズにぜひご相談下さい。 詳細はこちら
【Web】
弊社の多言語Webサイト制作は単に日本語Webサイトを翻訳するだけではありません。
展開するマーケットでの企業認知度、国民性等の差異を念頭に置いたコンテンツやデザインの開発をおこない、企業のグローバル戦略を強力にバックアップいたします。
大手IT企業様をはじめ、数多くの多言語サイトの構築・運用実績がございます。
ご興味がございましたら是非弊社担当海野(うんの)までお問い合わせください。 詳細はこちら
【グラフィック】
Web、会社案内、製品パンフレット…企業広報を考える上で、様々なメディアへの展開は不可欠。
私たちは、企業のマルチメディアのデザインをお引き受けし、企業ブランドのイメージ統一と情報発進力強化を図ります。
ワンストップの利便性とデザイン性の両立を、ぜひ体感してください。 詳細はこちら
【人材派遣サービス】
翻訳サービスとWeb企画制作サービスで培ったネットワークから、ニーズに適したスタッフを派遣いたします。監査対応の翻訳者チーム派遣や、社外報編集制作チームなど、オンサイトでのビジネスプロセスアウトソーシングサービスにも対応いたします。 詳細はこちら
【通訳】
ビジネスマインドを備えたプロフェッショナル通訳をご提供できるとして高い評価をいただいています。
豊かな知識と専門性を持つスタッフが、オリジナルのことばを的確に理解し、適切にお伝えいたします。単なることばの置き換えではなく、ニュアンスやコンテクストを把握した上で、別の言語で再表現することで、「通じる」だけの通訳ではなく、「相互理解」へと会話を導きます。
来日VIP対応、セミナー、研修、海外拠点との会議、etc. ご計画の折りには是非ご相談ください。 詳細はこちら
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インタビュー

Arc Communications スタッフインタビュー 第3回 佐藤佳弘さん

佐藤 佳弘

多言語サイトを制作したい、というお客様のご要望が非常に増えています。
とりあえず英語サイトをという時代から、ビジネス、ターゲットに応じた多言語サイトの時代に入っているようです。

そんなご要望に応えるべく、多言語サイト制作を含めるコンペで連戦連勝中のアークコミュニケーションズ。
今回は、Web&Cross Media事業部長 兼 プロデューサーとして、Webチームを引っ張る佐藤にスポットをあてます。
セミナー講師としてはプロ級の大里が、「お客様は、私より佐藤さんが話す方が、絶対面白がると思うのよね」というほど、相手を魅了する話し上手な佐藤。
コンペ連戦連勝の秘密は、どこにあるのでしょうか?その秘密を紐解いてみましょう。

多言語サイトも提案力が問われる時代に

――― 多言語Webサイトの制作の依頼は多いですか?
日本語だけでなく英語・中国語簡体字/繁体字も、というご依頼は多いですね。多言語部分はできないので担当して欲しい、という同業者のご相談も増えています。
主にアークの翻訳に期待していただいているのですが、Webチームに語学力や実務実績のあるスタッフがいることが、結果的に成功の鍵だったりもします。Webと翻訳の窓口の一本化だけでなく、フロントにいる人材がWebと言語の両方に通じていることへの安心感は大きいようです。
たとえば、グローバル企業の日本法人様などの場合、英語で本国とやり取りするときにWebの専門用語が大きな負荷になるのですが、私たちが直接やり取りすることで補えることを喜んでくださる例などがあります。
また、Webサイトの海外展開はまだ模索中というお客様が圧倒的に多いので、経験に基づいた提案力が重視されます。幸い、多言語の需要が少ない時代から取り組んでいるので、その点を高く評価して頂いていると思います。
――― なにかお話しできる事例はありますか?
多言語といっても、ターゲットユーザーが誰かによって、作り方は大きく変わります。日本の常識=世界の常識ではないので、翻訳だけではWebサイトは作れないはずなんです。でも、それが理解できていないと、日本以外では通じない多言語サイトができあがります。たとえば、アークについて「赤穂浪士ゆかりの泉岳寺にほど近い…」とやってしまうと、海外では通じないですよね。極端な例のようですが、実は非常に多いんです、こういうサイト。
そのほかでは、開発途上国向けWebサイトのコンペのご依頼をいただいたのは、おもしろい経験でした。私たちは日本語サイトと全く異なる、見た目もファイルサイズもできる限り小さなサイトを提案しました。トレンドとは異なる提案で、プアに見える危惧はありますが、開発途上国にいるユーザーの環境を考えれば、むしろそれが正解です。その裏付けをとって提案したので、お客様にもご納得いただき、高く評価して頂きました。

ビジネス理解からWebサイトの制作へ

――― Webチームはコンペの勝率が高いわけですが、その秘訣は何でしょうか。
お客様はビジネスのプロ、私たちはWebのプロ。それぞれの強みを生かしていい仕事をする、というと聞こえはいいですが、ややもするとそれぞれの専門分野への理解がないままの不満足なプロジェクトになってしまいます。非常にもったいないですね。
私たちの場合は、お客様と同じ言葉で話すことを重視しています。そのため、お客様のビジネスを理解し、ターゲットユーザーを把握し、その企業の強みを自分たちの言葉で表現した上で、Webサイトでどのようなコンバージョンを求めるのか…というアプローチを取ります。自分たちのビジネスへの理解を感じていただければ、お客様の本音が見えますし、少し深いコミュニケーションが可能になり、満足につながる事が多いです。
たとえば、Webに掲載する企業理念ってどんなものかとご質問を受けて、「貴社の場合は、たとえばこんな感じで」とご返信したらそのままそれが採用された、という経験があります。代表の方に自社をよく理解してくれている、と評価されたのはうれしかったですね。
で、こうしたアプローチが私たちの強みです、といいたいのですが、ひとことで理解できないところに弱みがありますね。それを端的に表す指標はないかなぁ、と思っていたときにひらめいたのが、コンペの勝率です。
実は、アーク発足初年度に、10社や12社コンペなどを含めて10回のコンペに全勝することができました。だったらこれだな、と。「コンペ勝率100%のわけ」とやれば、それだけでリアリティが生まれます。もっとも、それが多大なるプレッシャーを産むわけですが(笑)
――― コンペに強いわけには、佐藤さんのご経験が生きているんでしょうか。
コミュニケーションを創造する仕事がしたくて、まずはTV業界で映像制作の仕事をしました。そのあと、ビジネス企画のコンサルティング、企業広報などの冊子編集やショッピングセンターのセールスプロモーションなどを経験して、Webの仕事に至りました。
いろいろやっているね、とよく言われるんですが、どれも5年以上やっていて、その仕事の全体像や本質に触れるところまでは経験したので、食い散らかしている訳ではないです。
その会社の長所をデフォルメして表現するとか、ユーザー視点で課題意識を持つと行った習性はこれらの仕事のおかげです。
また、昨日まで旅番組のロケに行っていて今日は半導体教育映像の構成とシナリオ作り、とか、朝一番にIT企業にEAI(エンタープライズアプリケーション統合)の取材を行った後、午後から500円のスイーツを300円で売る販促企画会議に参加し、夜にはECサイトのコンバージョン向上の施策提案を行う、といった仕事のしかたをしてきたので、時間の制約がある中で様々なビジネスのアウトラインを捉えたり、自分の意志を的確に伝えることが上達した気がします。
5年を経過して50件以上の提案を行ってきましたのでさすがにコンペの勝率100%とはいきませんが、自分がプレゼンテーションを行った案件の勝率は90%を超えていますので、これもそうした経験の賜物といえるかも知れませんね。

今後、めざすもの

――― 今後の事業の展望はいかがですか
お客様にメリットを感じていただくサービスをご提供するのが一番です。アークは、シナジーやワンストップ、ワンソースマルチユースといったキーワードが持ち味ですので、それをベースに顧客メリットがあるサービスを開発することが重要です。日本語のソースから多言語展開とか、Webサイト制作から販促ツール制作まで、という現在のサービスもそういう考え方に基づいています。
最初にお話ししたとおり、元の情報をそのまま転用したのではまったく意味がありませんから、媒体の性格や活用方法、ターゲットユーザーに配慮しつつ、費用対効果の高い最適なご提案をすることが最も重要だと思っています。

profile

佐藤 佳弘(さとう・よしひろ)
2005年より、Web&Cross Media事業部長として、スタッフを引っ張るディレクター・プロデューサー。
映像制作ディレクター、コンサルタント、雑誌編集長等を経て現職。
花粉の季節は苦手。

私の1本の映画

須川栄三監督『君も出世ができる』(1964,東宝 )

「日本初で最後といわれる和製本格ミュージカル映画。
制作者の意欲と高度成長期の活気にあふれた良作です。
日本でミュージカルって作れるんだ、という素直な感動がありますが、興行的な失敗により和製ミュージカルは封印されてしまいました…」

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フォトコンテスト

テーマ「日本でみつけた、こんな外国」

仕事柄、海外に接することの多いアークコミュニケーションズのスタッフに、身の回りにある外国っぽいものにフォーカスしてもらいました。多国籍な写真の数々を、お楽しみ下さい。

投票は3月22日(月)をもって締め切らせていただきました。

たくさんのご投票、誠にありがとうございました。

>>作品はこちらからご覧いただけます。

>>投票結果はこちらからご覧いただけます。

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プレゼント/ご案内

3月22日(月)をもって、
プレゼント応募は締め切らせていただきました。

たくさんのご応募、ありがとうございました。

オリジナルデザイン画付き電卓」を、抽選で20名にプレゼントいたします。
4種類のデザインからお選び下さい。
↓画像をクリックすると、デザインの詳細がご覧いただけます。

オリジナルデザイン画付き電卓 デザイン4 オリジナルデザイン画付き電卓 デザイン3 オリジナルデザイン画付き電卓 デザイン2 オリジナルデザイン画付き電卓 デザイン1

  • 厳正なる抽選の上、当選者を決定いたします。
  • 抽選結果の発表は、賞品の発送を持って代えさせていただきます。尚、ご送付先の住所がわからない場合、メールにて送付先をお伺いすることがございますので、予めご了承下さい。
  • ご応募は、国内にお住まいの方に限らせていただきます。海外在住の方は、発送の関係上プレゼントの送付ができませんので、大変恐れ入りますがご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

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